活動概要

貝の追加作業

貝の追加については、法人としましても手賀沼生態系への影響に最大限に配慮するために、事業者の方によって以下のように慎重な確認作業を経た後、入水させています。

1.貝に他地域の魚の卵や稚魚などの付着物が付いたままでの移動を避けるために、1〜2%の塩分を含む水槽に数日間入れる(塩分に弱い淡水魚の卵や稚魚を死滅させるため。))。

2.貝に着いている付着物を取り除くため、160キロ程の高圧水で貝殻表面表 面を洗い、その後細かいところは鉄のタワシを用いてひとつずつ手作業で表面が剥がれるくらい擦り、汚れを徹底的に落とす。

3.貝を施術する際に、身に魚類の卵や稚魚が付着していないかを確認し、万が一外套膜等に付着していたら分かるので、パテラという道具で取り除き、丁寧に水で洗い流す。

4.水温が15℃以上になってくると魚の活動も盛んになり、魚に産卵される可能性が出てくるので、水温の低い時期に入水させる。

 

また、報道等で懸念されて心配が続いている湖底の放射性物質の状況ですが、千葉県では手賀沼・印旛沼流域における放射性物質の実態や移動などの状況をより詳細に把握するため、水質・底質のモニタリング調査を実施しており、2回目の調査結果が発表されました。

(以下、千葉県ホームページより抜粋)

【調査地点】

手賀沼8地点、流入河川11地点、計19地点

印旛沼5地点、流入河川18地点、計23地点

【調査時期】

平成24年12月25日〜平成25年1月16日

【調査実施機関】

千葉県環境生活部水質保全課(測定は委託により実施)

【調査結果】

1.水質の放射性セシウムは全地点で検出されなかった。

2.底質の放射性セシウムは、

 手賀沼:790〜15,300Bq/kg、手賀沼流入河川:960〜6,000Bq/kg

 印旛沼:450〜3,300Bq/kg、印旛沼流入河川:153〜2,640Bq/kg

・主要な流入河川では、1回目の調査結果より低い値であった。

 尚なお、生活圏への影響については、底質の放射性物質は水底にあり、水で放射線が遮蔽されることから、   極めて少ないと考えている。(3月1日から3回目の調査予定)

 

 上記のように、放射性物質の問題は極めて深刻で、その沼への影響は永劫の懸念事項となりつつあります。これ以上、自然に負荷を与えないために、最大限に配慮しつつ、自然回帰を諦めず、できることを実行し続ける気持ちは大切にして活動したいと考えております。

どうぞ今後ともご支援ご協力の程をよろしくお願い申し上げます。

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